新燃岳が中規模噴火 噴煙高さ4千メートル最高
2011年3月14日
霧島連山・新燃岳(1421メートル)は13日午後5時45分、中規模な噴火があり、噴煙は火口の縁から約4千メートルの高さまで上がった。噴煙の高度は一連の噴火活動で最も高い。噴火は5日ぶり。
鹿児島地方気象台によると、この影響で都城市御池町などで降灰があった。大きな噴石の飛散や火砕流は確認されていない。
同気象台は「今回の噴火は大量の火山灰や軽石を伴った1月下旬の噴火と比べると危険性は低い。ただ、今後も爆発的噴火が起こる可能性がある」と注意を呼び掛けている。
気象庁は上空3千メートルを超える噴煙が続いた場合に、噴火警戒レベルを4(避難準備)に引き上げる基準を示しているが、今回引き上げは検討していないという。
【写真】えびの市内から見た新燃岳の噴煙=13日午後5時55分ごろ
鹿児島地方気象台によると、この影響で都城市御池町などで降灰があった。大きな噴石の飛散や火砕流は確認されていない。
同気象台は「今回の噴火は大量の火山灰や軽石を伴った1月下旬の噴火と比べると危険性は低い。ただ、今後も爆発的噴火が起こる可能性がある」と注意を呼び掛けている。
気象庁は上空3千メートルを超える噴煙が続いた場合に、噴火警戒レベルを4(避難準備)に引き上げる基準を示しているが、今回引き上げは検討していないという。
【写真】えびの市内から見た新燃岳の噴煙=13日午後5時55分ごろ