農水産被害11億円超に 農地埋没など追加
2011年3月12日
県は11日、霧島連山・新燃岳(1421メートル)の噴火による農水産物への被害額が10億円台を突破し、11億8748万円(10日現在)に上ったと発表した。これまでの発表被害額は5億円台だったが、新たに取りまとめられた農地埋没の被害5億9500万円などが追加され、大幅な増加となった。
農地埋没の被害があったのは、都城市内の水田308カ所(224ヘクタール)と畑357カ所(620ヘクタール)。2センチ以上の降灰があったため、灰の除去に必要な5億9500万円を被害額として計算している。
被害総額のうち、農地埋没以外は、収穫できなかったり品質が低下したりするなどした農作物関連5億9118万円とヤマメの稚魚20万匹が死んだ水産関係130万円だった。
農作物関連では、最も被害額が大きいのはホウレンソウや千切り大根などの露地野菜2億7916万円。施設園芸、飼料作物と続く。
農地埋没の被害があったのは、都城市内の水田308カ所(224ヘクタール)と畑357カ所(620ヘクタール)。2センチ以上の降灰があったため、灰の除去に必要な5億9500万円を被害額として計算している。
被害総額のうち、農地埋没以外は、収穫できなかったり品質が低下したりするなどした農作物関連5億9118万円とヤマメの稚魚20万匹が死んだ水産関係130万円だった。
農作物関連では、最も被害額が大きいのはホウレンソウや千切り大根などの露地野菜2億7916万円。施設園芸、飼料作物と続く。