都城市に寄付金 秋田の石川理紀之助顕彰団体
2011年3月11日
明治時代に都城市山田町で住民の生活改善に尽力した秋田県出身の石川理紀之助を顕彰する同市のボランティア団体「ひだまりの会」(和田和子会長)は10日、秋田県の理紀之助顕彰団体「草木谷を守る会」(同県潟上市)などから贈られた寄付金のうち50万円を、新燃岳義援金として都城市に寄付した。
2009年、ひだまりの会事務局長の瀬之口ヤス子さん(63)が、理紀之助の功績を次世代に伝えようと絵本を制作したのがきっかけで、草木谷を守る会などと顕彰活動を通じた交流が始まった。このほど、新燃岳災害の義援金として草木谷を守る会などからひだまりの会に63万円が送られ、そのうち50万円を市に送り、残りを顕彰活動費とすることに決めた。
この日、和田会長らが市役所を訪れ、長峯誠市長に義援金を手渡した。和田会長は「小さな交流から支援の輪がこんなに広がり感激した」と話していた。
石川理紀之助は、1902(明治35)年に半年間、都城市山田町に滞在し、生活向上のため住民の指導に当たった。
【写真】石川理紀之助の顕彰活動を通じて、秋田県にも支援の輪が広がっていることを紹介するひだまりの会の和田会長(左から2人目)
2009年、ひだまりの会事務局長の瀬之口ヤス子さん(63)が、理紀之助の功績を次世代に伝えようと絵本を制作したのがきっかけで、草木谷を守る会などと顕彰活動を通じた交流が始まった。このほど、新燃岳災害の義援金として草木谷を守る会などからひだまりの会に63万円が送られ、そのうち50万円を市に送り、残りを顕彰活動費とすることに決めた。
この日、和田会長らが市役所を訪れ、長峯誠市長に義援金を手渡した。和田会長は「小さな交流から支援の輪がこんなに広がり感激した」と話していた。
石川理紀之助は、1902(明治35)年に半年間、都城市山田町に滞在し、生活向上のため住民の指導に当たった。
【写真】石川理紀之助の顕彰活動を通じて、秋田県にも支援の輪が広がっていることを紹介するひだまりの会の和田会長(左から2人目)