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新燃岳噴火

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現地写真展示や特産品販売も 東京で支援イベント

2011年3月6日
 新燃岳噴火被害に苦しむ本県を支援しようと、東京・六本木で商業施設などを運営する東京ミッドタウンは6日まで、同所で「宮崎応援チャリティーイベント」を展開している。

 本県でボランティア活動した「被災地NGO協働センター」(神戸市)のメンバーが現地の実情や必要な援助を紹介。被災地の写真展示、特産品販売なども行い、善意を呼び掛けている。

 同協働センターの活動を知ったミッドタウン側が、新宿みやざき館「KONNE」にも呼び掛け、人通りの多いオープンスペースを主会場に実施。2月14~17日に高原町総合保健福祉センター「ほほえみ館」で足湯サービスなどに当たった同協働センターメンバーが、噴煙を上げる新燃岳、灰をかぶった野菜、避難生活の様子などの写真約30点を展示し、1日4回、現地の状況を報告している。

 報告では、現地入りした岡本千明さん=兵庫県在住=が「噴火では細かな灰ばかりでなく噴石もあり危険」「足湯の時はブドウやナシの成長を心配するお年寄りもいた」と噴火の状況や住民の声を紹介。「地元のニーズをしっかり把握して支援することが必要」などと説明した。

 地下のイベントスペースでは、KONNEの職員らが特産品を販売。売り上げの一部は現地に寄付されることもあり、多くの来場者が日向夏ミカンや完熟きんかんなどを買い求め、募金箱に善意を寄せる人もいた。

【写真】チャリティーイベントで新燃岳の噴火写真などに見入る買い物客ら