三股でヤマメ稚魚20万匹死ぬ 被害額130万円
2011年3月5日
県は4日、霧島連山・新燃岳(1421メートル)噴火による降灰の影響で、三股町にあるヤマメの養殖場で稚魚20万匹が死んでいるのが見つかったと発表した。県内の水産関係の被害が出たのは初めてで、被害額は130万円となる。
県水産政策課によると、ヤマメの養殖場では、屋外で約80万匹を飼育していたが、小規模な噴火が起きた1月19日から約10日間で、20万匹が死んでいるのが見つかった。いずれもふ化して1カ月ほどの全長1~2センチの稚魚。養殖場の経営者は「餌と灰の大きさが同じなので、誤って食べたのではないか」としている。
農作物や農業用施設も含めた被害額は、3日現在で5億8471万円となった。
県水産政策課によると、ヤマメの養殖場では、屋外で約80万匹を飼育していたが、小規模な噴火が起きた1月19日から約10日間で、20万匹が死んでいるのが見つかった。いずれもふ化して1カ月ほどの全長1~2センチの稚魚。養殖場の経営者は「餌と灰の大きさが同じなので、誤って食べたのではないか」としている。
農作物や農業用施設も含めた被害額は、3日現在で5億8471万円となった。