噴石被害回避へ行動手引きまとまる
2011年3月4日
霧島連山・新燃岳(1421メートル)の火山活動対策について国や県、周辺7市町、学識経験者らが協議する「コアメンバー会議」の第4回会合は3日、都城市の同市中央公民館であった。
会議で議論する4項目のうち、噴石や空振などから身を守る「被災回避行動の手引き」がまとまった。
手引きでは、噴煙高度2千メートル、風速15メートルの場合、噴火に伴うこぶし大の噴石は10キロ離れた場所に十数分かかって落下すると試算。「噴火に気付けば、被災回避行動を取ることができる。噴火時に風下にいたら、屋外に出ないなどの対策が必要」などと記している。今後、自治体のホームページなどで住民に周知する。
火砕流と土石流の避難計画マニュアル、降灰対策計画は次回の会合(10日)で完成予定。
会議で議論する4項目のうち、噴石や空振などから身を守る「被災回避行動の手引き」がまとまった。
手引きでは、噴煙高度2千メートル、風速15メートルの場合、噴火に伴うこぶし大の噴石は10キロ離れた場所に十数分かかって落下すると試算。「噴火に気付けば、被災回避行動を取ることができる。噴火時に風下にいたら、屋外に出ないなどの対策が必要」などと記している。今後、自治体のホームページなどで住民に周知する。
火砕流と土石流の避難計画マニュアル、降灰対策計画は次回の会合(10日)で完成予定。