「活動今後も続く」 気象庁、3月概況を発表
2011年4月10日
気象庁は3月の地震・火山活動の概況を9日までに発表した。霧島連山・新燃岳(1421メートル)について、「間欠的に噴火が発生しているものの、最盛期の活動に比べ低下した状態で推移している」と指摘。火山噴火予知連絡会が3月22日に発表した見解と同じ内容になっている。
「地下のマグマだまりへのマグマの供給と、マグマだまりから新燃岳へのマグマの上昇が断続的に続いており、噴火活動は今後も続くと考えられる」としている。
3月の新燃岳は、1日の爆発的噴火を含む8回の噴火を観測。2月の17回(うち爆発的噴火9回)から大幅に減少した。しかし、火山活動の目安の一つとされる火山性地震は増減を繰り返しながら多い状態が続いた。火口に蓄積した溶岩の大きさは直径600メートル程度で大きな変化はない。
噴火警戒レベルは3(入山規制)を維持。大きな噴石に対する警戒範囲については火口から3キロとなっている。
「地下のマグマだまりへのマグマの供給と、マグマだまりから新燃岳へのマグマの上昇が断続的に続いており、噴火活動は今後も続くと考えられる」としている。
3月の新燃岳は、1日の爆発的噴火を含む8回の噴火を観測。2月の17回(うち爆発的噴火9回)から大幅に減少した。しかし、火山活動の目安の一つとされる火山性地震は増減を繰り返しながら多い状態が続いた。火口に蓄積した溶岩の大きさは直径600メートル程度で大きな変化はない。
噴火警戒レベルは3(入山規制)を維持。大きな噴石に対する警戒範囲については火口から3キロとなっている。