感染要因は複数か 県と専門家意見交換
2011年3月18日
鳥インフルエンザの防疫に役立てようと県は17日、県庁で宮崎大などの専門家と意見交換を行った。出席者からは「人為的な要因を防げていない農家もあったが、要因は複数の可能性がある」などの指摘があった。
意見交換には河野知事や県職員、日本野鳥の会県支部などが出席。国の疫学調査チームがまとめたデータなどを分析し、感染の要因について意見を出し合った。
終了後に会見した同大農学部の堀井洋一郎教授(獣医寄生虫病学)は「人が野鳥のふんを踏んで鶏舎に持ち込んだほか、鶏舎の上を飛んだ野鳥から落ちた羽毛がウイルスを付着させたまま入るなど複数の可能性がある。どれが高いかは言えない」とした。
意見交換は同日が2回目。県は来月以降に次回会合を開き、防疫強化への提言をまとめる方針。
意見交換には河野知事や県職員、日本野鳥の会県支部などが出席。国の疫学調査チームがまとめたデータなどを分析し、感染の要因について意見を出し合った。
終了後に会見した同大農学部の堀井洋一郎教授(獣医寄生虫病学)は「人が野鳥のふんを踏んで鶏舎に持ち込んだほか、鶏舎の上を飛んだ野鳥から落ちた羽毛がウイルスを付着させたまま入るなど複数の可能性がある。どれが高いかは言えない」とした。
意見交換は同日が2回目。県は来月以降に次回会合を開き、防疫強化への提言をまとめる方針。