県内野鳥4例目か ハヤブサ死骸から陽性反応
2011年2月12日
県は11日、宮崎市熊野の県総合運動公園で回収したハヤブサの死骸から、簡易検査で高病原性鳥インフルエンザの陽性反応を確認したと発表した。宮崎市内での野鳥の感染疑いは初めて。県内は4例目。
県自然環境課によると、同日午後0時半ごろ、同公園の中央第2駐車場で、県公園協会の職員が衰弱している1羽を発見。ハヤブサはすぐに死んだという。宮崎家畜保健衛生所(家保)で簡易検査を行い、陽性を確認した。同家保でさらに遺伝子検査を行い、陽性となれば死骸を環境省が指定する鳥取大に送り、詳細検査を行う。
ハヤブサは単体で行動することが多いため、県は「1羽の死骸だけで一帯がウイルスに汚染されている可能性は低い」として、駐車場を消石灰で消毒し、閉鎖しない方針。この周辺は鳥獣保護員による巡回を週2回から4回に増やし、監視強化する。
同公園は野鳥の飛来が多い加江田川河口の北側。同省が野鳥のウイルス保有状況を把握するため、毎年ふん便採取調査が行われている。最近では1月24日に実施し、結果はまだ判明していない。
県内の野鳥から感染疑いが出たのは西都市のハヤブサ、延岡市北川町のオシドリ、諸塚村のカイツブリに次いで4例目。オシドリ以外は、特に注意が必要として同省が指定する感染リスクの高い33種に含まれている。
県自然環境課によると、同日午後0時半ごろ、同公園の中央第2駐車場で、県公園協会の職員が衰弱している1羽を発見。ハヤブサはすぐに死んだという。宮崎家畜保健衛生所(家保)で簡易検査を行い、陽性を確認した。同家保でさらに遺伝子検査を行い、陽性となれば死骸を環境省が指定する鳥取大に送り、詳細検査を行う。
ハヤブサは単体で行動することが多いため、県は「1羽の死骸だけで一帯がウイルスに汚染されている可能性は低い」として、駐車場を消石灰で消毒し、閉鎖しない方針。この周辺は鳥獣保護員による巡回を週2回から4回に増やし、監視強化する。
同公園は野鳥の飛来が多い加江田川河口の北側。同省が野鳥のウイルス保有状況を把握するため、毎年ふん便採取調査が行われている。最近では1月24日に実施し、結果はまだ判明していない。
県内の野鳥から感染疑いが出たのは西都市のハヤブサ、延岡市北川町のオシドリ、諸塚村のカイツブリに次いで4例目。オシドリ以外は、特に注意が必要として同省が指定する感染リスクの高い33種に含まれている。