防疫作業の労力を軽減 畜舎に消毒液自動噴霧
2011年2月12日
鳥インフルエンザや口蹄疫など家畜伝染病の防疫対策として、延岡市内の企業が、畜舎に設置する消毒液自動噴霧システムを開発した。タイマーで噴霧時間を制御できる仕組みで、消毒作業の労力軽減も期待できる。同市では設置効果を検証した上で、システムを導入した農家に対する補助も検討している。
開発したのは、クリーンエネルギーを使った照明装置の開発などを手掛けるブルーウイング(森山喜昭社長)。システムは、タイマーを内蔵した制御装置から、消毒液を吸い上げるポンプに電力を供給。畜舎の壁や天井に内径3ミリのチューブを取り付け、ポンプからチューブ内に消毒液を供給する。チューブには約3メートル間隔で噴霧ノズルがあり、畜舎内を満遍なく消毒できる仕組みだ。
消毒する間隔や1回の噴霧時間は、タイマーで自由に設定が可能。大型の畜舎でもシステム一式で畜舎全体をカバーできるという。制御装置は家庭用コンセントを電源にするため、小規模農場も導入しやすい。
同社によると、畜舎の消毒は、農家が噴霧器を使い、1日数時間かけて作業。作業の手間を省き、より効果的な消毒ができないかと、安価で取り付けも簡単な自動噴霧システムを考案した。森山社長は「畜産農家はウイルスとの厳しい戦いが続いている。少しでも農家の役に立てれば」と話している。
販売価格は、ポンプと制御装置一式で約5万円。畜舎に設置するチューブや噴霧ノズルなどの配管材料は、畜舎の規模によって価格が変わり、設置料金を含め、全体で10万~15万円を見込む。今月下旬ごろに発売予定。
問い合わせは同社TEL0982(31)4748。
開発したのは、クリーンエネルギーを使った照明装置の開発などを手掛けるブルーウイング(森山喜昭社長)。システムは、タイマーを内蔵した制御装置から、消毒液を吸い上げるポンプに電力を供給。畜舎の壁や天井に内径3ミリのチューブを取り付け、ポンプからチューブ内に消毒液を供給する。チューブには約3メートル間隔で噴霧ノズルがあり、畜舎内を満遍なく消毒できる仕組みだ。
消毒する間隔や1回の噴霧時間は、タイマーで自由に設定が可能。大型の畜舎でもシステム一式で畜舎全体をカバーできるという。制御装置は家庭用コンセントを電源にするため、小規模農場も導入しやすい。
同社によると、畜舎の消毒は、農家が噴霧器を使い、1日数時間かけて作業。作業の手間を省き、より効果的な消毒ができないかと、安価で取り付けも簡単な自動噴霧システムを考案した。森山社長は「畜産農家はウイルスとの厳しい戦いが続いている。少しでも農家の役に立てれば」と話している。
販売価格は、ポンプと制御装置一式で約5万円。畜舎に設置するチューブや噴霧ノズルなどの配管材料は、畜舎の規模によって価格が変わり、設置料金を含め、全体で10万~15万円を見込む。今月下旬ごろに発売予定。
問い合わせは同社TEL0982(31)4748。