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「防疫体制を徹底」小林市が対策本部

2011年2月4日
 宮崎市高岡町で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、一部が移動制限区域に入った小林市は2日、対策本部(本部長・肥後正弘市長)を設置した。

 市役所であった会議には市幹部職員ら約30人が出席。肥後市長は「今はどこに鳥インフルエンザがでるか分からない状態。発生させないよう徹底的な防疫体制を構築したい」とあいさつ。この後、市畜産課職員が県内での発生概要や県の対応を説明した。

 市の防疫策としては昨年11月、消石灰を各農場に配布し、12月には採卵鶏農家を中心に防鳥ネットの設置を巡回指導。今年1月には、宮崎市佐土原町の発生を受けて防疫措置の確認や消石灰を配布したことなどを説明した。

 小林市の養鶏農家は51戸。肉用鶏や採卵鶏、地鶏など約260万羽を飼育している。