西都でハヤブサ感染疑い 野鳥では県内初
2011年2月3日
県は2日、西都市穂北の調整池近くで見つかったハヤブサ1羽の死骸から、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応を確認したと発表した。県内で野鳥の感染疑いが確認されたのは初めて。鳥取大に死骸を送付して詳細検査を実施し、感染の有無を確認する。
県自然環境課によると、死骸が見つかったのは一ツ瀬川から北へ約2キロのポンプ場敷地内。発見した工事業者から連絡を受けた児湯農林振興局が死骸を回収し、宮崎家畜保健衛生所が簡易検査を行った。
県は採取した検体を鳥取大へ送り、遺伝子検査やウイルス分離検査を実施する。感染が確認されれば、発見場所周辺を立ち入り禁止にするなどの措置をとる方針。
ハヤブサは国が指定する鳥インフルエンザへの感染リスクが高い野鳥種。県は10月下旬から今月1日までに死んだ野鳥234羽を簡易検査していたが、これまで陽性は確認されていない。
県自然環境課によると、死骸が見つかったのは一ツ瀬川から北へ約2キロのポンプ場敷地内。発見した工事業者から連絡を受けた児湯農林振興局が死骸を回収し、宮崎家畜保健衛生所が簡易検査を行った。
県は採取した検体を鳥取大へ送り、遺伝子検査やウイルス分離検査を実施する。感染が確認されれば、発見場所周辺を立ち入り禁止にするなどの措置をとる方針。
ハヤブサは国が指定する鳥インフルエンザへの感染リスクが高い野鳥種。県は10月下旬から今月1日までに死んだ野鳥234羽を簡易検査していたが、これまで陽性は確認されていない。