高鍋の養鶏場6例目 4万羽殺処分へ
2011年1月31日
県は30日、高鍋町の養鶏場から、高病原性鳥インフルエンザの感染が疑われる鶏が見つかったと発表した。同町内は初めてで県内6例目。31日未明にも判明する遺伝子検査の結果を受け、飼育する約4万羽の殺処分に着手し、同日中に終える方針。また、同日中に養鶏場を中心とした半径10キロの移動制限区域を設ける。
県対策本部(本部長・河野知事)によると、30日午後1時10分ごろ、県が全ての移動制限区域で毎日実施している電話での聞き取り調査で確認した。同農場では29日に49羽だった死亡羽数が30日には90羽まで増加。宮崎家畜保健衛生所(家保)による簡易検査で5羽中4羽が陽性反応を示した。
宮崎市佐土原町と新富町の1、2例目養鶏場の移動制限区域は30日から縮小され、半径5~10キロ圏が搬出制限区域となっていた。しかし今回6例目の移動制限区域と重なる場合、再び移動制限区域となる。1、2例目の移動制限区域内の採卵鶏農家38戸のうち、鶏卵出荷が再開可能となっている17戸に関しては、6例目の移動制限に入っても鶏卵出荷は継続できる。
高鍋町の小沢浩一町長は「やっぱりやられたかという思いだ。一日も早く封じ込めることが鉄則。職員一丸となり全力で取り組む」と述べた。
30日は延岡市の5例目養鶏場で防疫措置が終了した。
県対策本部(本部長・河野知事)によると、30日午後1時10分ごろ、県が全ての移動制限区域で毎日実施している電話での聞き取り調査で確認した。同農場では29日に49羽だった死亡羽数が30日には90羽まで増加。宮崎家畜保健衛生所(家保)による簡易検査で5羽中4羽が陽性反応を示した。
宮崎市佐土原町と新富町の1、2例目養鶏場の移動制限区域は30日から縮小され、半径5~10キロ圏が搬出制限区域となっていた。しかし今回6例目の移動制限区域と重なる場合、再び移動制限区域となる。1、2例目の移動制限区域内の採卵鶏農家38戸のうち、鶏卵出荷が再開可能となっている17戸に関しては、6例目の移動制限に入っても鶏卵出荷は継続できる。
高鍋町の小沢浩一町長は「やっぱりやられたかという思いだ。一日も早く封じ込めることが鉄則。職員一丸となり全力で取り組む」と述べた。
30日は延岡市の5例目養鶏場で防疫措置が終了した。