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河野知事、国交、防災相へ支援策など要望

2011年1月30日
 29日に来県した大畠章宏国交相は、県庁で河野知事と高病原性鳥インフルエンザ問題について意見交換した。この中で、知事は国の一連の対応について「菅首相から全省庁一体で対応すると電話があった通り、省庁が連携、スピーディーな対応がなされ感謝している」と評価した。

 その上で、鳥インフルエンザ対策でも(1)殺処分や移動制限で影響を受けた農家の支援(2)県や市町村の防疫対策費などへの財政支援(3)風評被害防止対策(4)徹底的な疫学調査による感染ルート特定と感染防止対策の確立―の4項目を要望。この日、本県を訪れた松本竜防災担当相にも同様の要望を行った。

 また、同日は民主党高病原性鳥インフルエンザ対策本部(本部長・岡田克也幹事長)の視察団も来県した。岩本司副本部長や川村秀三郎県連代表らが、発生地の新富町や消毒ポイントを視察。知事や養鶏団体関係者らと意見を交わした。

 知事との会談後、岩本副本部長は「県と国、党が一体となって対応したい」と述べ、財政支援など県の要望を政府に伝える意向を示した。