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死亡野鳥全て陰性 県内

2011年1月28日
 高病原性鳥インフルエンザ問題で県は27日、死亡野鳥を簡易検査した結果、鳥インフルエンザの感染が疑われる事例は確認されていないことを明らかにした。同日開いた県議会環境農林水産常任委員会で明らかにした。

 県自然環境課によると、野鳥の死亡報告は10月末~今月25日に123件(174羽)あり、簡易検査ができなかった9件(9羽)を除く全てで陰性を確認した。

 委員からは渡り鳥の飛来状況に関する質問もあり、県側は「宮崎市の大淀川河口付近に3千羽、同市と新富町の間を流れる一ツ瀬川河口付近に1500羽、都城市の御池に千羽が飛来している」と説明。県の鳥獣保護員による監視パトロールも週2回から4回に増やし監視を強化することや、環境への影響を調べるため埋却地周辺の地下水を調査することも報告された。