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消毒受け球場入り 西都、韓国球団キャンプイン

2011年1月27日
 韓国プロ野球・斗山(ドゥサン)ベアーズが26日、西都市の西都原運動公園野球場で春季キャンプに入った。韓国では口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザが発生しているため、選手たちは同市が用意した機材で消毒を受けて球場入り。目立った混乱はなかった。

 同市は農家の不安に配慮し駐車場入り口で車両を消毒。球場前にはトンネル型消毒機材を設置し、バスで到着した選手たちは消毒マットを踏み、消毒液が噴霧される機材をくぐって球場に入った。

 チームは17日から大分県で練習しており、直接来日したわけではない。徹底した防疫措置に選手が不満を感じたかどうかについて、金泰龍理事は「選手の何人かにそういう気持ちはあったが、もし口蹄疫が出れば問題なので協力しようということになった」と話した。

 キャンプには選手やスタッフら約70人が参加。同市で2月12日まで、その後は宮崎市佐土原町に移動し同15日~3月1日の日程で練習する。

【写真】消毒機材をくぐって球場入りする斗山ベアーズの選手たち=26日午前、西都市の西都原運動公園野球場