ホーム 特集 鳥インフルエンザ

鳥インフルエンザ

一覧

消毒ポイント26カ所設置

2011年1月23日
 宮崎市佐土原町上田島の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザに感染した鶏が確認されたことを受け、県や宮崎市は22日までに、車両消毒ポイントを計23カ所設置した。23日には東九州自動車道の高鍋、西都、宮崎西の各インターチェンジにも設置を予定しており、計26カ所となる。

 消毒の対象は一般車両も含む全車両。半径10キロ圏内の養鶏場が山手や海沿いなどに多いことを考慮し、消毒ポイントは県道などを中心に配置した。家畜の法定伝染病発生を受けた初動での消毒ポイント数としては過去最多。

 昨年の口蹄疫の初動時、県が設けた消毒ポイントは国道沿いの計4カ所にとどまり、国や県の検証委員会で改善を指摘されていた。県畜産課は「最大限の危機感をもってポイントを設けた。感染拡大防止のため県民の協力をお願いしたい」と話している。

【写真】消毒ポイントで一般車両を消毒する関係者=22日午前、新富町日置