【東奔西走】 高鍋町出身・女優、歌手 咲妃みゆさん
2018年4月30日
ドラマや音楽 日々躍進
「機会があれば宮崎で公演したい」と話す女優・歌手の咲妃みゆさん
舞台への憧れから宝塚を目指し、10年に入団。「ルパン三世」でマリー・アントワネット役、「ローマの休日」でアン王女役を演じてきた。「苦しいことはあったが、どれも経験して良かったと思えることばかり。人としても、舞台人としても、たくさんのことを学ばせてもらった」と振り返る。
退団後は、今年1月から放送されたテレビドラマ「越路吹雪物語」で女優デビューを果たし、宝塚の先輩・乙羽信子さん役を務めた。5月13日には千葉県浦安市でコンサート開催が決定。東京ニューシティ管弦楽団の演奏をバックに歌声を披露する形で、チケットの売れ行きも順調だ。
「宝塚時代とは違った新たな発見に日々触れていて充実している。これからも、いろんな役、音楽との出会いを大切にしたい」と語る。2月から高鍋町の「ふるさと応援大使」を務めるなど古里への思いも強く、「高鍋は心の古里であり大切な場所。機会があれば宮崎で公演したい」と話している。
ユニバーサルミュージック咲妃みゆマネジメント担当 廣瀬哲さん(55)
何事にも真摯な姿勢
聡明さとキュートさを併せ持ち、誰からも愛されるすてきな女性です。宮崎の人らしい、のんびりしたところもありますが、それも魅力の一つ。外見と裏腹な意志の強さと、何事にも真摯(しんし)に取り組む姿勢も尊敬できますね。