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【東奔西走】 宮崎市出身・スポーツランドみやざき推進アンバサダー 平林泰三さん

2018年3月26日

事前キャンプ誘致奮闘


「いろんな経験をさせてくれた古里へ恩返ししたい」と話すスポーツランドみやざき推進アンバサダーの平林泰三さん

「いろんな経験をさせてくれた古里へ恩返ししたい」と話すスポーツランドみやざき推進アンバサダーの平林泰三さん

 日本ラグビー協会が初めてプロ契約を結んだレフェリーとして知られる宮崎市出身の平林泰三さん(42)=埼玉県川越市。現在は宮崎県の「スポーツランドみやざき推進アンバサダー」として、ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会や東京五輪・パラリンピックの事前キャンプ地誘致に取り組んでいる。

 ラグビーの国際審判として32カ国54都市を訪れ、そこでできたネットワークが財産。また、「プロのスポーツ界にいると、自然と横のつながりもできる」と言い、サッカーや陸上などラグビー界にとどまらない幅広い人脈を持つ。

 ラグビーW杯に向けては、河野俊嗣知事や戸敷正宮崎市長らのトップセールスのため、イングランド協会のイアン・リッチーCEO(当時)との面談をセッティングした。東京五輪に関してもドイツ、イタリアの競技団体と調整中。イングランドのパラリンピックチーム関係者とも接触している最中だ。

 ラグビーW杯や五輪で本県スポーツを盛り上げ、2巡目宮崎国体を成功に導くことが目下の目標。さらに「スポーツと食や観光などを結び付ける『スポーツの産業化』で宮崎を活性化したい」とも考えており、「いろんな経験をさせてくれた古里へ恩返ししたい」と張り切っている。

サッカー元日本代表 秋田豊さん(47)


古里盛り上げへ活気

 一緒に食事をするなど仲良くさせてもらってますが、バイタリティーにあふれた方ですね。宮崎に各国からオリンピックの事前合宿を誘致しようと頑張ってますが、これは古里を盛り上げようとの気持ちから。素晴らしいと思います。