【職場巡り】 南日本酪農協同
2017年12月25日
商品浸透 大手と商談
南日本酪農協同の東京支店(岩元博幸支店長)は東京都千代田区に事務所を構える。従業員は13人(男10人、女3人)=写真。静岡県から北海道までのエリアで清涼飲料水や業務用バターなどの営業に励んでいる。
主力は「高千穂牧場のむヨーグルト」「高千牧場カフェオレ」の2品。販売開始から10年ほどたつが、ほとんどのコンビニエンスストアに並ぶ人気商品だ。支店の年間売上高100億円のうち、この2品で25億円を稼いでいる。このほか、本県を含む西日本で知名度の高い「スコール」やチーズの「モッツァレラ」の売れ行きも堅調だ。
有村義昭社長が上京した際には支店内の会議室で懇親会を開くなどアットホームな雰囲気。業績も好調で、岩元支店長は「他社との競争は厳しいが、商品がそろい、大手の取引先と商談できる環境にある」と話している。