【職場巡り】 霧島酒造東京支店
2017年9月25日
焼酎を国内外へPR
全国の焼酎・泡盛メーカーの中で、2016年の売上高が5年連続日本一となった霧島酒造(都城市)。東京支店=写真=は東京都中央区京橋2丁目にオフィスを構え、社員19人が汗を流す。
管轄は広く、国内外に及ぶ。国内は静岡県以北の17道県。昼は卸売店とともに小売店や飲食店との商談に臨み、新商品をPRしたり効果的な販売法を提案したりする。夜も忙しく、毎日のように飲食店に足を運んでは売れ行きを聞いたり、客の反応を見たりしている。国外はアメリカ、中国、モンゴルといった23カ国。商社、貿易会社などを通して販売している。
売上高日本一だけあって、都内でも至る所で同社の焼酎が並ぶ。吉永修支店長は「芋焼酎自体が知られていなかった時代もあったが、先輩方の苦労もあって今に至った。しかし、まだ霧島の焼酎を置いていない店はある。もっともっと売っていきたい」と鼻息は荒い。