【職場巡り】 JA宮崎経済連 東京営業所
2017年7月31日
県産品 効率良く販売
JA宮崎経済連東京営業所は、国内最大の青果物市場・大田市場の一角に事務所を構える。職員は西立野興文(おきふみ)所長を含めて計6人=写真。それぞれに担当の青果物と花卉(かき)の種類を決め、忙しく働いている。
特に力を入れている業務は、消費地の動向や産地の情報を把握した上で、その作物に望ましい価格が付くようにすること。例えば、ピーマンが首都圏で足りていないとの情報があれば、産地に積極的な出荷を促す。効率の良い販売を続けながら、消費拡大を目指していく。
扱う青果物はマンゴー、ピーマン、キュウリ、トマトなど約50品目に上り、取り扱い金額は年間150億円にもなる。花卉は同4億円。
西立野所長は「市場から『宮崎産の品質に間違いはない』との評価を得ている。そんな県産農産物を、明るく、元気な事務所のスタッフで売り込んでいきたい」と意気込んでいる。