【東奔西走】 延岡市出身・アルティメット社会人女子チーム「HUCK」所属 甲佐まどかさん
2018年6月25日
世界大会向け練習励む
延岡市出身の甲佐まどかさん(30)=千葉県市川市=は、フライングディスク競技・アルティメットの日本代表として世界大会出場経験を持つ国内トッププレイヤーだ。現在は、世界クラブチーム選手権大会(7月14日~21日、米国)に向け、所属チーム「HUCK」(ハック、東京)で練習に励んでいる。
アルティメットは、二つのチーム(各7人)が対戦。円盤状のディスクを投げてパスをつなぎ、コート両端のゴールエリアで味方がキャッチすれば得点となる競技。甲佐さんは大阪体育大在学中に始め、卒業後は県内のチームに所属。その後、より高いレベルを求めて2014年から現在のチームに入り、中学校の講師をしながら競技を続けている。
所属チームでの甲佐さんは、パスを散らしてゲームをつくるハンドラーというポジション。昨年夏の全日本選手権大会で優勝し、20カ国・約40チームが出場する世界クラブチーム選手権大会への切符を手にした。
「審判はおらず、選手同士がジャッジする紳士的なスポーツ」とアルティメットの魅力を語る甲佐さん。世界クラブチーム選手権大会に向けては「遠征費が足りないという社会人チームならではの苦労もあるが、ぜひ優勝したい」と意気込んでいる。
杉本沙佑美さん/アルティメット社会人女子チーム「HUCK」所属(25)
迫力プレーが持ち味
運動神経が良く、流れを変えてくれる迫力あるプレーが持ち味。また、思いやりがあり、皆とコミュニケーションをとってくれる潤滑油的な存在でもあります。プレーでも、プレー外でもチームに欠かせない選手ですね。