【職場巡り】 K・Pクリエイションズ東京本社
2018年8月28日
富裕層向け企画好評
宮崎市に本社を置きながら「東京本社」と名付けたのは、本社の意気込みで頑張るためだ。元々は印刷業がメインだが、今ではイベントの企画や広告代理業務など幅広く手掛けるようになった。社員は9人で、東京都渋谷区の事務所を拠点に忙しく動き回る=写真。
東京進出は18年前。東京本社の小柳幸子社長が、以前の勤務先からパンフレット製作などを請け負いながら仕事を増やしていった。
飛躍のきっかけは富裕層をターゲットにした情報誌「PAVONE」。広告主とタイアップした読者向け商品PRイベントは好評で、評価を高めた。
ほかにも自治体が都内で開くイベントの企画・運営や、航空会社の機内誌の製作など仕事は多岐にわたる。小柳社長は「(富裕層向けの)ラグジュアリービジネスに特化し、ブランド商品のマーケティングなどに取り組みたい」と話している。