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縮小社会 宮崎の未来図

第6部・提言・人口減時代を生きるために

2024年6月28日
 本県の人口減少は避けられない現実だ。社会が縮み行く今、県民のより良い暮らしを実現、維持できる方策が求められる。宮崎を次世代につなごうと、地域や職場で奮闘する人々の思いを通し「希望ある縮小社会」への展望を探る。

1.特定地域づくり組合制度


複数職場で通年雇用/地域に応じ受け皿作りを

諸塚村のレストラン「どんこ亭」で接客する井筒詠美さん(右)。「働き口があることが移住を後押ししてくれた」と話す=同村家代

 諸塚村家代のレストラン「どんこ亭」。特産のシイタケを使ったハンバーグなどを提供する店で、井筒詠美さん(51)が接客やレジ打ちにいそしんでいた。
 滋賀県の病院で働いていたが「自然豊かな所で暮らしたい」と、妹家族が移り住んだ同村に昨年移住した。山間部への移住で課題の一つが仕事先の確保だが、それをクリアできたことが大きかった。「職探しの苦労は覚悟していた。働き口があり、移住のハードルも下がった」と話す。

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縮小社会 第6部


【縮小社会 宮崎の未来図】(1)特定地域づくり組合制度2024年6月20日付
(2)社会を支える2024年6月21日付
(3)趣味も仕事も2024年6月22日付
(4)持続可能な地区2024年6月23日付
(5)多文化共生2024年6月24日付
(6)暮らしの維持2024年6月25日付
(7)ジェンダー平等2024年6月26日付