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第4部 離れる人、戻る人

2023年5月1日
 県内の中山間地域を離れた人、戻って来た人、関わりを持ち続ける人。第4部では、さまざまな立場から魅力や課題を探る。

1.若者の流出


帰りたい古里、仕事は… 環境づくりへ小林で起業

2人でUターンし、地元商店街に古着店「CHILK」をオープンした轟木凌也さん(左)と比志島隆太さん。「若者に刺激を与えるような、カルチャーの発信地にしたい」と話す=小林市本町

 「毎日ぎゅうぎゅう詰めの満員電車で通勤し、気持ちもいっぱいいっぱいだった」
 霧島連山を望む自然豊かな小林市で生まれ育った比志島隆太さん(26)は小林秀峰高電気科を卒業後、18歳で親元を離れ東京へ。東京ガスに就職した。大手であることや都会への憧れから、「流れ」で決めた就職先。安定した収入があり定年まで勤めるつもりでいたが、東京でどう暮らしていくのか将来が見えず、「いつか小林に帰りたい」との思いは日に日に強まった。

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【この地で生きる 中山間地域の
いま 第4部 離れる人、戻る人】
1. 若者の流出2023年5月1日付
2. 故郷の鉄路2023年5月2日付
3. 交流人口2023年5月3日付
4. 山を守る2023年5月4日付
5. 移住者2023年5月6日付
6. 伝統芸能2023年5月9日付
7. 進路選択2023年5月10日付