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第2部 日向かう国の夜明け 国文祭・芸文祭2020

2024年4月23日
 神話において「太陽の光り輝く地」とされた「日向かう国」宮崎。古代のどのような営みが今の文化のルーツとなったのか。第2部では当時を伝える場を訪ね、記憶をたどる。

「最初の宮崎人」遊動 旧石器時代 狩猟や採集


 「最初の宮崎人」が暮らし始めたのはいつか。その手掛かりの一つが日之影町の出羽洞穴(いずるはどうけつ)だ。数メートル~数十メートルの岩の塊が重なり創り出す空洞の間口は8メートル、高さ3メートル。奥行きは13メートルあり、三角すい状に奥へ行くほど狭まる。地表はほぼ平らで10畳近くあり、10人は風雨を避けられそうだ。地中から約2万年前の旧石器時代のものとみられる石器が見つかり、3万年以上前に人がいた可能性もあるという。

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【みやざき令和風土記】第2部(1)2020年2月18日付
(2)2020年2月20日付
(3)2020年2月22日付
(4)2020年2月24日付
(5)2020年2月27日付
(6)2020年2月29日付