母にならんとする身で夫は征立つ/幸せな新婚生活 一変
結婚式での栗屋靖と房子。この約1年後、靖の出征により夫婦は引き裂かれることになる(家族提供)
小林市真方の栗屋勉(74)が保管する父の靖と、母房子の姉の立岩幸子がそれぞれ残した手記。2冊が語るのは、太平洋戦争中の朝鮮半島で引き裂かれた夫婦の知られざる物語だ。妻を朝鮮北部に残して出征した靖の後悔、ソ連兵におびえる暮らし中で出産した房子とそれを支えた幸子の覚悟-。戦後80年まで1年となった今、遺族の証言とともに手記をひもとき、戦争に翻弄された家族の足跡をたどる。(敬称略)
× ×
(全文は朝刊の定期購読者が無料で会員となれる「デジタル夕刊プレみや」、一部の連載企画は投稿プラットフォーム「note(ノート)」でもお読みいただけます。
購読申し込み、
プレみや会員登録、
noteの宮日ページからアクセスできます。
戦後80年へ 二つの手記 一つの願い