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日向灘 脅威と向き合う

第1部 地震と津波

2025年1月23日
 本県の豊かさの象徴である一方、災害や地形の変化を引き起こしてきた「日向灘」。シリーズではその実相と脅威に向き合う。1部は2024年8月に発生した最大震度6弱の地震のメカニズムや備えを探る。

1.南海トラフ


臨時情報 浸透に課題 専門家「最大想定し備え」

宮崎の豊かさの象徴「日向灘」。恵みをもたらす一方、地震や竜巻といった脅威も抱えている=宮崎市青島沖(ドローンでパノラマ撮影)

 スマートフォンに緊急地震速報が伝わった直後、気象庁からの電話が鳴った。「南海トラフ地震臨時情報(調査中)を出します」。専門家でつくる南海トラフ地震評価検討会の平田直会長(東京大名誉教授)は、慌ただしくタクシーに乗り込んだ。移動中は報道各社からの問い合わせが続く。南海トラフ巨大地震との関連を判断する会議に出席するため同庁に急いだ。


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日向灘 脅威と向き合う 第1部


【日向灘 脅威と向き合う】(1)南海トラフ2025年1月1日付
(2)過去からの伝承2025年1月3日付
(3)外所地震堆積物調査2025年1月5日付
(4)メカニズム2025年1月7日付
(5)地形と海岸線2025年1月8日付
(6)被害予測2025年1月9日付
(7)盲点2025年1月10日付
(8)防災先進県 高知2025年1月11日付
(9)高知・黒潮町2025年1月12日付