創業から100年を迎えた旭化成。グループ最大の生産拠点である延岡・日向地区では社会環境や時代の変化に合わせたものづくりを進めてきた。第3部では延岡と世界をつなげる事業や、持続可能社会の実現へ向けた取り組みの最前線を報告する。
1.人工皮革「ラムース」
高級メーカー次々採用 天然に代わる高品質
メルセデス・ベンツの天井パネルやハンドル、欧州高級ファッションブランドのスニーカー…。旭化成が7月に操業開始した延岡市岡富地区の新工場内に設けられた展示室には、世界的メーカーの自動車内装材や服飾品が並ぶ。それら全てに使われているのが、同工場で生産されたスエード調の人工皮革「ラムース」だ。
× ×
(全文は朝刊の定期購読者が無料で会員となれる「デジタル夕刊プレみや」、一部の連載企画は投稿プラットフォーム「note(ノート)」でもお読みいただけます。
購読申し込み、
プレみや会員登録、
noteの宮日ページからアクセスできます。
延岡から世界へ 旭化成100年
【延岡から世界へ 旭化成100年】第3部 | (1)人工皮革「ラムース」 | 2022年10月31日付 |
(2)再生繊維「ベンベルグ」 | 2022年11月1日付 |
(3)ウイルス除去フィルター「プラノバ」 | 2022年11月2日付 |
(4)リチウム電池用絶縁体「ハイポア」 | 2022年11月3日付 |
(5)ナイロン66「レオナ樹脂」 | 2022年11月4日付 |
(6)創業期支えた水力発電所改修 | 2022年11月5日付 |