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戦後80年 記憶

(1)B29爆撃機墜落を目撃

2025年1月23日
 今年は戦後80年。戦争を知る存命者が少なくなる中、その「記憶」は貴重な史料だ。国内外で戦争を経験した本県関係者の声に耳を傾け、戦禍の実相を伝える。

森迫謙四郎さん(95)=日向市

空襲や爆撃機が墜落した当時の出来事を語る森迫謙四郎さん=日向市鶴町

 1945(昭和20)年3月28日未明、米軍のB29爆撃機が富島町(現在の日向市)の市街地近くにある山中に墜落した。直前には搭乗していた複数の米兵がパラシュートで脱出。当時15歳だった森迫謙四郎さん(95)=日向市鶴町=は夜が明けると、墜落現場めがけて走った。「逃げた米兵を地元の消防団が探し回っていた。捜索はしばらく続いたと思う」


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戦後80年 記憶


【戦後80年 記憶】(1)B29爆撃機墜落を目撃
 森迫謙四郎さん(95)
 =日向市
2025年1月1日付
(2)学徒動員引率中に空襲
 山下要子さん(99)
 =宮崎市
2025年1月3日付
(3)「回天」や「震洋」目撃
 窪田 平八さん(90)
 =日南市
2025年1月4日付
(4)米軍機の機銃掃射に遭遇
 安田 光壬子(みずこ)さん(90)
 =西都市
2025年1月5日付
(5)満州から幼少期引き揚げ
 齊藤 卓治さん(85)
 =都城市
2025年1月6日付
(6)シベリア抑留からの生還
 終戦直後旧ソ連軍と交戦
 佐伯 光男さん(99)
 =五ケ瀬町
2025年1月26日付