防災ニュース
避難の基本行動確認 津波防災の日 県内で一斉訓練
2021年5月5日
「世界津波の日」と「津波防災の日」の5日、県民一斉の防災行動訓練「みやざきシェイクアウト」は県内各地であった。地震発生を想定し、「まず低く」「頭を守り」「動かない」という身を守る基本行動を確認した。
宮崎市のみやざき臨海公園では、公園職員が広場にいた同市阿波岐原町の「共同保育園どろんこ」の園児や保護者ら約20人を誘導。10月に開設された津波避難施設(通称・命の丘)に約6分で全員が避難した。同保育園の金丸智子代表は「週1回広場を利用しており、実際に避難する距離感が分かり良かった」と話した。
同市・清武小(日高伸校長、718人)は抜き打ちで実施。児童は緊急地震速報に驚いた表情だったが、すぐに机の下に潜り込んだ。教諭たちは「廊下では本などで頭を守って」などと指導していた。
県危機管理課によると、県内でのシェイクアウトは6回目。10、11月で304団体6万2138人が参加する予定。
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