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2019年10月24日
台風17号に伴う竜巻により延岡市の小学校などで窓ガラスが割れるなどの被害が発生したことを受け、市内各校は児童生徒の安全確保策の見直しに乗り出している。突然発生する竜巻は限られた時間で避難しなければならず、強化ガラスの設置も進んでないなど課題が多い。同市では2006年の竜巻でも同様の被害が発生しており、関係者からは「竜巻に特化した対策を検討する必要がある」との声も出ている。
同市教委によると、同市中川原町の旭小では、校舎3棟と体育館の窓ガラス計20枚が割れた。同市桜ケ丘3丁目の延岡商業高でも校舎の窓ガラスやエアコン室外機が破損するなどした。
市教委は1日、市内の公立小中校に安全指導の通知を送付。竜巻注意情報が発表された場合は児童生徒を屋内へ避難させ、発生時は建物の最下階の窓から離れた場所で避難姿勢を取るよう指導した。
旭小では、本年度中に全児童分の折り畳み式ヘルメットを購入するなど対策を急ぐ。一方で、飯野透教頭は「突然襲来すれば安全な場所に避難する余裕はないかもしれない」と懸念。登下校時に発生の恐れがある際は休校や登下校の時間をずらすことも考えるが、発生の詳細な時間と場所の予測は困難なため、対応が難しいという。
同市では06年に発生した竜巻でも、緑ケ丘小でガラス175枚が割れるなどの被害が出た。市は全小中校の校舎耐震化を終えた16年度以降、割れても飛散が少ない強化ガラスに交換するなどの工事を進めてきた。しかし、本年度中に完了するのは約160棟の4分の1にとどまる見込み。
市教委によると、これまで学校では地震対策が優先され、竜巻に着目した対策は行われていない。市教委総務課の赤木繁男課長は「竜巻は特異な気象現象という認識もあり、それだけに特化した対策は取られてこなかった。今後は竜巻を特別視せず、有効性のある対策を考える必要がある」と話している。
【写真】強化ガラスが割れた放送室で、ベニヤ板を設置した応急措置について説明する旭小の飯野透教頭。ガラスは10月上旬までに修復した=9月27日、延岡市中川原町
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令和7年3月11日04時13分
宮崎地方気象台 発表
南部平野部では、11日昼前から11日夜遅くまで高波に注意してください。
《¶》令和6年8月8日の地震で揺れの大きかった日南市、宮崎市、串間市、都城市では、大雨警報・注意報の土壌雨量指数を通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
【宮崎地区】 (発表)波浪注意報
【日南・串間地区】 (発表)波浪注意報
【延岡・日向地区】 発表注意報・警報はなし
【西都・高鍋地区】 発表注意報・警報はなし
【小林・えびの地区】 発表注意報・警報はなし
【都城地区】 発表注意報・警報はなし
【高千穂地区】 発表注意報・警報はなし
2025/03/11 11:00発表
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