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防災ニュース

内陸型地震や噴火想定 県総合訓練10日まで

2019年11月10日

 内陸型地震や新燃岳の噴火などを想定した県の総合防災訓練は9日、2日間の日程で始まった。初日は県庁で図上訓練があり、県や宮崎大、消防などから約90人が参加し、被災時の情報集約や関係機関との連携を確認した。

 午前9時に高原町で震度6強の地震が発生し、新燃岳の噴火や記録的な大雨が降ったと想定。災害対策本部には、道路が寸断された同町や小林市から救助要請が次々と寄せられ、医療や被災者支援など役割ごとに分かれた7班に伝達された。

 災害医療班では、災害派遣医療チーム(DMAT)が中心となり、現場からの情報を基に、負傷者の搬送ルートを検討。道路の被災状況などが報告されると、担当者がすぐにホワイトボードに書き込み、搬送先となる病院の状況把握や代替道路の検索などの作業に当たった。

 各班長が定期的に集まり、全体で情報共有する場面もあった。藪田亨・県危機管理統括監は「災害時は情報があふれ、意思決定が難しい。今後も訓練を繰り返し、多くの情報に対応できるレベルを上げていく必要がある」と話した。

 10日は高原町総合運動公園で実動訓練があり、県防災救急ヘリ「あおぞら」による救助や避難所への移動訓練などを行う。県によると、2日間で計124機関、2100人が参加する。

【写真】救助要請などの情報を集約し、対応を検討する消防職員ら=9日午前、県庁

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注意報・警報

令和6年12月19日14時45分
 宮崎地方気象台 発表


南部平野部では、19日夜遅くまで高波に注意してください。宮崎県では、20日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意してください。

《¶》令和6年8月8日の地震で揺れの大きかった日南市、宮崎市、串間市、都城市では、大雨警報・注意報の土壌雨量指数を通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
【宮崎地区】 (継続)波浪注意報、(継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報
【日南・串間地区】 (継続)波浪注意報、(継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報
【延岡・日向地区】 (継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報、(解除)波浪注意報
【西都・高鍋地区】 (継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報、(解除)波浪注意報
【小林・えびの地区】 (継続)乾燥注意報
【都城地区】 (継続)乾燥注意報

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