いわき市応援職員６人派遣　１８日から延岡市

2019年11月14日

　延岡市は１８日から、台風１９号などの豪雨で甚大な被害を受けた福島県いわき市へ応援の職員を派遣する。市役所で１４日、出発式があり、読谷山洋司市長が現地に赴く職員を激励した＝写真。今回の災害で、いわき市と兄弟都市を結ぶ延岡市からの職員派遣は初めて。

　派遣されるのは同市建築住宅課、建築指導課、資産税課の６人。家屋の応急修理に関する申請の確認や現地調査、関係業者との連絡調整などに従事する。派遣は１人ずつ約２週間交代で来年２月中旬まで続ける。

　出発式で読谷山市長は「被災地の復興に力を発揮し、経験を延岡市の防災にも役立ててほしい」とあいさつ。資産税課の三樹（みつぎ）康貴主任技師（３６）は「被災者が速やかに支援を受けられるよう迅速、丁寧な業務を行う」と決意を述べた。

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