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防災ニュース

情報理解力が重要 住民ら防災・減災シンポ

2019年11月24日

 「南海トラフ地震 地域防災・減災シンポジウム」(気象庁など主催)は24日、宮崎市佐土原総合文化センターであった。専門家ら5人によるパネルディスカッションなどがあり、市民ら約300人が災害情報を住民自らが集めて行動する大切さを学んだ。

 宮崎公立大の辻利則教授、鹿児島地方気象台の鳥巣啓多・地震津波火山防災情報調整官、市危機管理部の日高俊郎部長、気象キャスターの黒田奈々さん、宮崎日日新聞社報道部の山内佳菜子記者が登壇した。

 南海トラフ巨大地震の発生が高まった際に気象庁が発表する「臨時情報」について、鳥巣調整官は「(情報の)取得や利活用について住民にどう広めていくかが課題」と指摘。辻教授は「重要なのは住民が情報を理解する力。分かりやすい情報発信も大事だ」と述べた。

 避難所における要配慮者への対応や、性暴力対策の必要性も提起された。パネリストは、防災教育の充実や多様な意見を反映した自治体の防災計画策定、まちづくり活動を通した地域の防災力向上などを求めた。

【写真】災害情報の収集と活用などについて意見を交わしたパネルディスカッション=24日午後、宮崎市佐土原総合文化センター

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注意報・警報

令和6年12月19日14時45分
 宮崎地方気象台 発表


南部平野部では、19日夜遅くまで高波に注意してください。宮崎県では、20日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意してください。

《¶》令和6年8月8日の地震で揺れの大きかった日南市、宮崎市、串間市、都城市では、大雨警報・注意報の土壌雨量指数を通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
【宮崎地区】 (継続)波浪注意報、(継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報
【日南・串間地区】 (継続)波浪注意報、(継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報
【延岡・日向地区】 (継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報、(解除)波浪注意報
【西都・高鍋地区】 (継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報、(解除)波浪注意報
【小林・えびの地区】 (継続)乾燥注意報
【都城地区】 (継続)乾燥注意報

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