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防災ニュース

南海トラフ被害想定減 県専門部会見通し

2019年12月17日

 県は16日、宮崎市の県婦人会館で、県防災会議の第2回地震専門部会を開き、南海トラフ巨大地震の被害想定について、2013年に県地震減災計画で公表した当初の被害想定よりも人的、物的ともに減少する見通しを示した。同年と比較し、津波避難タワーの整備や建物の耐震化が進んだことや人口減少などを考慮した。

 新たな被害想定は、本年度中に見直す減災計画に盛り込む。従来の計画では、最大で死者3万5千人、全壊・焼失の建物は8万9千棟を想定していた。見直しは国が5月に南海トラフ巨大地震の防災計画を修正したことを受けて実施。避難施設の整備などのほか、県民の防災意識改善などのソフト面なども反映させる。

 同部会では、シミュレーションなどで算出した被害想定を基に、地震工学や防災学などの専門家が地震対策を協議。県は今後、被害想定の精査を進め、来年2月に開く第3回部会を経て確定値を公表する。

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注意報・警報

令和6年12月19日14時45分
 宮崎地方気象台 発表


南部平野部では、19日夜遅くまで高波に注意してください。宮崎県では、20日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意してください。

《¶》令和6年8月8日の地震で揺れの大きかった日南市、宮崎市、串間市、都城市では、大雨警報・注意報の土壌雨量指数を通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
【宮崎地区】 (継続)波浪注意報、(継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報
【日南・串間地区】 (継続)波浪注意報、(継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報
【延岡・日向地区】 (継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報、(解除)波浪注意報
【西都・高鍋地区】 (継続)乾燥注意報、(解除)強風注意報、(解除)波浪注意報
【小林・えびの地区】 (継続)乾燥注意報
【都城地区】 (継続)乾燥注意報

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