６００リットルタンクポンプ車を更新　串間市消防本部

2020年6月5日

　串間市消防本部（隈江康弘消防長）が、消防ポンプ車を更新した＝写真。同本部の車両として初めて圧縮空気泡消火装置を搭載。消火栓のない場所でも消火作業を行うことができる。

　新車両は水槽付きポンプ車で全長約５・７メートル、総重量約７トンで定員は５人。６００リットルのタンクを備えており、水源なしの初期消火が最大５分間可能。水と消火剤を混合し、圧縮空気で泡を放射することで消火能力を高めており、車両火災や産業廃棄物火災などの際にも活躍が期待される。

　同本部の武田悠佑副分隊長は「火災現場にいち早く到着し、市民の生命、財産を守る」と話している。

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