第９７回全国高校野球選手権大会に出場する宮崎市・宮崎日大高野球部の壮行会は３１日、同校体育館であった。全校生徒や教職員ら約千人が１８年ぶり２度目の出場を祝い、部員を激励した。

　宮崎大会の優勝旗を手にした吉野祥平主将（１７）を先頭に部員７２人が入場すると、生徒たちは大きな拍子で出迎えた。藤川泰助校長が「３年間部活動を継続し、必死に取り組んできた皆さんに敬意を表する。全国に宮崎日大の風を吹かしてほしい」と激励。吉野主将が「暑い中、皆さんが応援してくださったおかげで念願の甲子園出場に手が届いた。責任と自信を持って全力でプレーする」と力強く決意を述べた。

【写真】１８年ぶり２度目の甲子園出場を祝い、野球部員を激励した宮崎日大高の生徒たち＝３１日午前、宮崎市の同校