町屋お昼ご膳

もちなが邸

2013年 4月 12日付宮崎日日新聞掲載

　町屋お昼ご膳（1000円）。

　ご飯、みそ汁、前菜、小鉢、デザート、ドリンク。

　明治時代から残る歴史ある家屋と日本庭園を持つ「もちなが邸」で、発酵食品など日本人が日本人であるための「食」を提供する。メーンは月替わりで、3月はサトイモコロッケ、4月は春野菜の春巻きなど、安心安全、その季節だからこそ味わえる旬の食材を調理してくれる。前菜や小鉢でふんだんに使われているコンニャクやみそ、納豆は手作り。中でも、香ばしい納豆こうじ漬けをあえて食すコンニャクや、甘酢に漬け込んで作ったいり大豆の歯応えと風味は忘れられない。「昔から当たり前にある食材を見直してほしい」というオーナー。心和む懐かしいランチで元気になる。

　土日は、離れに「土蔵カフェ」が登場。食事をした後に、ハーブや薬膳の体に優しいカフェメニューで心癒やして。店内には地場産品の販売コーナーもある。

店	もちなが邸
住	都城市庄内町12625
電	0986（37）0002
営	午前10時～午後3時
休	火曜、第1水曜
P	40台
データはすべて新聞掲載時のもので、変更されていることもあります。来店の際には、電話での確認をお勧めします。