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現場半径3キロ移動制限 川南で高病原性鳥インフル

2016年12月20日
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 農林水産省は19日、川南町川南でブロイラーを飼育する養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いがある鶏が見つかったと発表した。宮崎家畜保健衛生所(家保)で遺伝子検査した結果、同日深夜にウイルスは高病原性のH5型であることが確認された。県は飼育している約12万2千羽を殺処分するとともに、養鶏場から半径3キロ圏内を移動制限区域、同10キロ圏内を搬出制限区域に設定する予定。区域内には養鶏場147戸、食鳥処理場2カ所が含まれる。


 県畜産新生推進局によると、養鶏場の複数の棟で4日以降死ぬ鶏が増え始め、19日午前に約100羽が死んでいるのが見つかった。うち7羽を宮崎家保で簡易検査したところ、すべてウイルスの陽性反応が出た。県は今年6月に養鶏場を立ち入り検査していたが不備はなかった。鶏舎は、金網などを張った窓を開閉できる開放型。


  養鶏場から半径3キロ以内の31農場(計114万2018羽)は鶏の移動を、3~10キロ圏内113農場(計463万6618羽)は搬出を制限する。幹線道路などに消毒ポイントを設置する。


 本県ではこれまで07年に3例(殺処分数15万9千羽)、11年に13例(同101万羽)、14年に2例(同4万6千羽)発生している。


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(全文は20日付朝刊または携帯サイトで)

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