ホーム 県内のニュース

防疫きょう完了 川南鳥フル、制限区域など設定

2016年12月21日


 川南町川南のブロイラー養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザで、県は20日未明に飼育している約12万2千羽の殺処分と埋却に着手し、深夜に完了した。県やJA職員、自衛隊員ら延べ640人で作業に当たった結果、殺処分は目標とした「疑似患畜の確定から24時間以内」より短い22時間余りで完了し、防疫措置の山場は越えた。同日は半径3キロ圏内の移動制限区域、半径3~10キロ圏内の搬出制限区域を設定し、発生した養鶏場につながる道路は封鎖。周辺の道路11カ所に車両消毒ポイントを設置した。


 車両消毒ポイントは以下の通り。数字は地図内の番号、所在地、ポイント名、設置道の順。
 (1)川南町川南・発生農場から1キロポイント(町道)(2)木城町高城・JA児湯木城支所(県道近く)(3)木城町高城・木城(広域農道尾鈴サンロード)(4)都農町川北・三日月原神社付近(県道)(5)都農町川北・名貫(国道10号)(6)高鍋町持田・持田(同)(7)西都市南方・向陵の丘(県道)(8)西都市穂北・穂北橋(同)(9)都農町川北・都農インターチェンジ(東九州道)(10)高鍋町上江・高鍋インターチェンジ(同)(11)日向市美々津・食鳥処理場前(市道)



(全文は21日付朝刊または携帯サイトで)

【写真】袋詰めにした鶏の死骸などを重機で埋却用の穴に移動する関係者ら=20日午前7時26分、川南町川南

【おことわり】 宮崎日日新聞の鳥インフルエンザ取材は防疫上の観点から、発生農場とは一定の距離を置き、全て規制線の外側で行っています。


2011年発生時の記事特集はこちら

2014年発生時の記事特集はこちら

このほかの記事

過去の記事(月別)