◎…犯人の割り出しに用いられる捜査用似顔絵の競技会が12日、宮崎市の県警本部であった=写真。県内12署から地域、鑑識係員ら37人が参加し、日頃培った作画や聴き取りの技術を披露した。
◎…2人一組で目撃者役が犯人役の顔を記憶し、書き手が細かいやりとりを重ね30分ほどで完成させた。今年に入り似顔絵が摘発に結び付いた事案は5件あり、参加者は真剣な表情で取り組んでいた。
◎…最高賞の刑事部長賞には顔の特徴を強調した高鍋暑鑑識係の内村睦巡査長(31)らが選ばれた。普段から練習を重ねており「今度は息子や妻の似顔絵に挑戦したい」と家族の笑顔も思い描いていた。