宮崎市中心部の高千穂通りで軽乗用車が歩道を約700メートル暴走し、通行していた男女6人がはねられ死傷した事故で、運転していた鹿児島県日置市東市来町の職業不詳川内實次(みつぎ)さん(73)が、認知症の症状で通院していたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。てんかんの病歴もあるとみられ、宮崎県警は病気と事故原因との関連を慎重に捜査している。
県警によると、川内さんは事故直後「車道と歩道を間違えたのか」という警察官らの問い掛けにうなずいたといい、誤って歩道に進入した可能性があるとみて調べている。捜査関係者によると、故意に人をはねた可能性は低いという。
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