南海トラフの西側・日向灘で起きる「スロー地震」==のメカニズムを探ろうと、京都大防災研究所地震予知研究センター宮崎観測所(宮崎市)などの研究グループは17日、調査を開始した。20日までに専用機器を沖合の海底15地点に沈め、2020年まで断続的に計3年半にわたり観測。最初は約1年半後の18年夏に蓄積されたデータを回収し、巨大地震との関連などを調べる。
(全文は18日付朝刊または携帯サイトで)【写真】地震計などの構造について説明する京都大防災研究所地震予知研究センター宮崎観測所の山下裕亮助教=17日午前、宮崎港