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水産資源確保へ藻場再生 宮崎県内、食害起こすウニ除去

2014年7月21日
 魚介類のよりどころとなり、水産資源の確保に重要な役割を果たす海藻群落(藻場)の減少を食い止め、回復を図ろうと、宮崎県は藻場の管理に関する指針を策定し、県内9地区で指針に基づく藻場再生の取り組みが始まっている。食害を引き起こすウニ類の除去に取り組むことで海藻の成長を促進。藻場の回復と同時に、ウニを適正数まで減らすことで実入りがよくなり、漁業者の収入増も期待できる。再生に取り組む関係者は「昔の海を取り戻したい」と意気込んでいる。

(詳細は21日付朝刊または携帯サイトで)

【写真】食害により消失した藻場。ウニが密集し、海藻はほとんど生えていない。一方、写真下は密集するウニを取り除いたことで、海藻が再び成長し始めた藻場=2013年3月、日向市(県漁業・資源管理室提供)

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