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えびの高原で火山ガス 噴火続く新燃岳

2017年10月15日

 噴火警戒レベル「3」(入山規制)の霧島連山・新燃岳(1421メートル)では15日も噴火が続いた。北西にあるえびの市のえびの高原では、高濃度の火山ガスが検出され、県は注意を呼び掛け。気象庁も活発な活動が続いているとして、火口から約2キロの範囲では大きな噴石や火砕流への警戒を促している。


 気象庁によると、14日午後に発生した噴火は途絶えることなく、15日午後3時現在も続いている。今後も噴火や停止を繰り返すことがあるという。えびの高原では、新燃岳噴火による高濃度の二酸化硫黄が検出され、周辺施設が臨時休館するなどした。県は「風向きによって変わるが、強い刺激臭を感じた場合は避難してほしい」としている。


 16日午前9時までは火口から北、北東、東の方角で降灰が予想される。


(全文は16日付朝刊で)

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