第97回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が3日、大阪市のフェスティバルホールで行われ、史上8校目の春夏連覇が懸かる敦賀気比(福井)は第3日第2試合で6年連続出場の明徳義塾(高知)とぶつかることになった。本県代表の宮崎日大は大会第1日の1回戦第3試合で、長野県代表の上田西と対戦。15日間の日程の大会は、6日に甲子園球場で開幕する。
100年前の1915年の第1回大会で初代王者に輝いた京都二中の流れをくむ鳥羽(京都)は第5日第2試合で初出場の岡山学芸館と対戦。同じく第1回出場校で、1年生清宮が注目を集める早実(西東京)は第3日の第1試合で今治西(愛媛)と顔を合わせる。
王貞治ソフトバンク球団会長が始球式を務める開幕試合は全国最多36度の出場を誇る北海(南北海道)と鹿児島実が対戦する。大会屈指の左腕、小笠原を擁する東海大相模(神奈川)は2回戦から登場し、第7日第1試合で戦後最長の9年連続で出場する聖光学院(福島)と相まみえる。
開会式の選手宣誓は高校野球100年を記念し、鳥羽の梅谷主将が務める。