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県高野連が審判講習会 一般向け初開催

2016年2月22日
 県高野連は21日、宮崎市の宮崎工高第2グラウンドで一般向け審判講習会を初めて行った。会社員や高校生など5人が、コールの基本動作や判定の練習に汗を流した。

 来年度から審判員65歳定年制を導入する県高野連には約40人の教員以外に一般52人が所属。このうち12人が60歳以上で、今後絶対数の不足が見込まれることから、人材確保は急務となっている。

 この日は、県高野連審判部6人が指導。アウト、セーフなど基本のコールを「観客に知らせるように大きな動きで声も大きく」と手本を見せ、参加者が同じ動きを繰り返した。

 その後、高校の野球部員を塁に付け、実戦形式で講習。ファウル、フェアの見極めやアウト、セーフの判断、審判の立ち位置などを確認しながら練習した。

 宮崎市の会社員、川崎誠人さん(39)は「いい緊張感の中で勉強になった。経験を積んで早く公式戦の舞台に立ちたい」と話していた。

 県高野連の鬼島秀晃理事長は「競技経験がなくとも興味があれば、今後講習に参加してほしい」と話していた。

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