夏の参院選に向けて、民主、共産、維新、社民、生活の野党5党の党首が19日に選挙協力を進める方針で一致するなど、野党共闘に向けた動きが加速している。宮崎選挙区(改選定数1)でも今月中旬以降、協議が活発化。民主、社民両党宮崎県連と連合宮崎の従来の枠組みに加え、今回は共産党県委員会と市民団体が参入。「打倒安倍政権」で考えは一致しているものの、各党、団体の思惑が複雑に絡み合い、議席奪取への戦略は描けていない。団結できるのか、破談に終わるのか-。想定される6月下旬の公示まで約4カ月となり、議論はこれから正念場を迎える。
(全文は22日付朝刊または携帯サイトで)